メッセージ

人生の土台は、3歳までの食育から!

私が20年間レストランを経営してきた中で、一番驚いたのは、
アルバイトの人(20年間で約100名ほどの大学生)たちの “食”に対しての意識の変化でした。
大学生を集めて“食”の話をしているうちに、
掘り下げて聞いてみると、子どもの頃からの環境だということもわかりました。
恐ろしいほどの危機感でした。

3歳までに『本能 = 生きる力』の強い子を作る

産まれたてのこどもが、最初に持つ本能は何だと思いますか?
それは、“お乳”です。
誰も教えていないのに、生きるために本能で必要と知っているのです。
生きるための本能の基本は、“食”だからです。

『本能=生きる力』は、自分自身が自ら得るために動くことです。
親から強制されるものではありません。
ですから、本能の弱い子は、全ての向上心が育たないのです。

では、家庭ですればいいじゃないか。わざわざお金を払って…。
―その通りです。
家庭でできることは、お母さんやお父さんがみてあげればいいんです。
(栄養や食の安全性、感謝の心など)

ただ、家庭で作れない環境があることも事実です。
カマンには、幼い時から集団生活の中でできる食育の中に学びがあります。

おかげさまで、私たちスクールの子ども達は、
自分たちで一生懸命作っているからなのか、周りが誰も残さないからなのか、
何でもパクパク好き嫌いなく食べるようになります。

そして、食べることはもちろん大切ですが、食育はそれだけではありません。
『子ども達自身が経験して学び、育ち、家庭に持ち帰り、
家族とのコミュニケーションをしっかりとれる良い時間を過ごす。』

私たちは、親が子どもの心の変化を感じとる大切な時間は食卓にあると考えています。

3歳までのカマンでの食育は、味覚(記憶)も含め、小さい時から受ける愛情と共に始まり
これからの一生を豊かに過ごすために必要です。

食育という言葉が、中身のないまま一人歩きしてしまっている今、
日本で唯一、食育を胸を張って語れるスクールとして、これからも日々努力をしてまいります。

食育プリスクール カマン 
代表
久保田 健

食の仕事に関わって33年。
心の根っこを支える “おいしい” の記憶をたくさんつくり
日本の食文化を伝えることは必須だと考えています。
0歳から始まる食育が基礎となって成長する子ども達を日々見守ります。